風にむかって砂を投げる

これも仏教の話だが、ある時怒った男がお釈迦様に向かって砂を投げたところ、風が吹いて逆に砂ぼこりが男にふりかかったということである。お釈迦様は男にこう説いたんですが、理由もなく悪語を放ち罵声をあびせ、清浄無垢なるものをけがそうとするとその悪はかえって自分にもどってくるという。なるほど介護現場ではたらく私はそれをよく感じる

。あの人たちは悪を自分達にふりかけているようなものだなぁ。認知症が進んだ人は悪なんか全く受け取りませんからね。私も気をつけなきゃいけませんね。受け取らないことが肝心ですね。それこそ精進ですか。